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はじめてのTATTOO



38歳という中年になってはじめてTATTOOを刻むこととなる。
長年色々考えて刻めなかった刺青を、この歳になって刻んだかは・・・
亡き愛する者の名を肌に刻んでおきたかったことがきっかけ。
生まれて生きられなかった愛する者の存在を消えない証として残したかった。
戸籍に残せられなかった分、自分の肌に残すしか手段がなかった。
だから戸惑いも何もない。
スムーズにTATTOOを刻むことが出来た。

この歳になると勇気もどんどん薄れていく。
知らない痛みや知らない世界へ踏み入れるのは怖かったりする。
だけど強いきっかけと意志があったから勇気も持てたのだと思う。

まずはネットでスタジオを調べたり情報を調べた。
意外にも近所に彫師さんがいることを知る。
そして向かった。
はじめてのことでそれはかなり緊張だった。
彫師さんもちょっと怖そうにも見えて余計緊張してたのかもしれない。
話すとスムーズに話が流れ数日後、いよいよ施術となった。
実はこの時、証ではない彫り物に決まった。
なんせはじめてのこと。
まずは試しに証ではないものを刻んでみようと思った。

そして当日。
左肩甲骨に蝶と薔薇を刻む。
準備を終え、いよいよ肌が切られていく。
手には汗が溢れ出した。全身にも。
肌が切られているのが分かる。
切れてる・・・と心で思う。
多少チクッとはするものの、想像していたより痛みを感じなかった。
筋彫りを終え、色づけ。
色づけのほうが更に痛みを感じなかった。

約3時間ちょっとで彫り終えた。
感想は、意外にも耐えられる痛みなんだ・・・だった。
彫師さんも見た目とは違いいい方で良かった。

はじめてのTATTOO。
嬉しさでいっぱいだった。
後悔も何もない。
刻めて良かった。
それからあたしのTATTOO熱が上がっていった。
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