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TATTOO レポ<胸> | ||||
胸部の刺青は予定外だった。 肩甲骨・腕を彫った時、なんとなくではあるが此処なら痛い・痛くないと言う感覚がつかめたから。 きっと胸は痛みが激しいだろうと思い彫る気はなかった。 お尻に彫ろうと思い彫師さんの所に伺う。 この時、太腿の入れる予定があったのでお尻はやめたほうが良いとのアドバイスをもらった。バランスの関係で・・・ 約1時間話した結果、胸に牡丹と蝶を彫ることが決まった。 牡丹と蝶に決めたのは、これから彫る予定の刺青と現在彫ってある刺青との兼ね合いで決めた。 そしていよいよ開始。 → 筋彫りが終え、次に蝶のぼかしを彫る。 蝶は羽のある飛ぶ生き物。 このぼかしがリアルな立体感を出すのだろう。 ぼかしは他の場所の時と同様、痛みが薄い。 逆にこの痛みが心地よさまで感じる。 筋彫りの激痛の後のぼかしの心地良さは、なんとも表現しがたい気持ち良さ。 思わずぼかしを彫っている時間ウトウトと居眠りしてしまった。 この瞬間が刺青を彫られている至福とも言える時間でもあったりする。 所要時間は約30分程度だろうか。 広範囲ではないのでさほど時間は要さない。 個人的には、このぼかしの痛みがもっと長く続いてくれたらとも思うのだが。 私の一番好きな痛みのばかしはあっと言う間に終わった。 → ぼかしが終わり、いよいよ最終段階の色づけ。 肩甲骨の色づけにはほとんど痛みを感じなかった。ぼかしと同じような心地良い痛み。 腕の色づけは筋彫りと同じ痛みを感じた。 今回の胸部はどうなのだろう?とドキドキしながら色付けが始まった。 色づけが始まったとたん、筋彫りの痛みと同様の激痛が走る。 痛い痛い・・・ 一旦引いた汗がまた全身から流れ出し、身体中に力が入る。 ただ筋彫りと違うのは、胸の内側部分が特に痛みが強い。 この写真で説明すると、蝶の部分より牡丹の向かって左辺りの部分が激しい痛みを感じた。 所要時間、約1時間程度。 そして完成。 痛い思いをしながらも完成した、胸の牡丹と蝶は思った以上に美しい仕上がりで感動した。 予定外の場所の刺青だったが、とても満足している。 今回、場所が場所だけに彫り終えた後の完治も遅かった。 なぜなら手の届く場所なので、寝ながら無意識にかいてしまっていたのだと思う。 完治した現在・・・ 自分の肌の一部となり鮮やかに写しだされている。 |
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